逆走トラック、運転手は泥酔状態?

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10日午後、三重県伊賀市内の名阪国道上り線で、逆走していた普通トラックと、順走していた別の普通トラックが正面衝突。数台の後続車両も避けられずに追突する事故が起きた。この事故で2人が死亡、4人が重軽傷を負っている。

三重県警・高速隊によると、事故が起きたのは10日の午後1時50分ごろ。伊賀市高畑付近の名阪国道上り線で、追越車線を逆走してきた普通トラックと、順走していた別の普通トラックが正面衝突。後続を走ってきたバイク1台と乗用車2台も避けられず、そのまま衝突した。

この事故で2台のトラックは大破。逆走側のトラックを運転していた63歳の男性と、避けられずに追突したバイクを運転していた57歳の男性が死亡。順走側のトラックを運転していた44歳の男性が右足骨折の重傷。乗用車に乗っていた3人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。

逆走側のトラックを運転していた男性からは、血液1.0ミリリットルあたり2.0ミリグラムのアルコール分を検出。通常は同0.3ミリグラムが呼気検査での酒気帯び下限値に相当するので、数値が正しければ泥酔状態だったということになる。

現場は片側2車線で、中瀬インターチェンジ(IC)の近く。事故の起きる数分前から「上り線をトラックが逆走している」との通報が相次いでおり、警察ではひとつ先にある伊賀一之宮ICから逆走を開始した可能性が高いとみられている。

《石田真一》

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