飲酒原因の事故を起した男、逆ギレして野次馬に暴行

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13日未明、岡山県岡山市内の市道で、乗用車が道路沿いのフェンスに衝突する事故が起きた。警察では運転していた30歳の男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕しているが、男は衝撃音に気づいて飛び出てきた近隣住人に暴行を加えた容疑もあり、調べを進めている。

岡山県警・岡山西署によると、事故が起きたのは13日の午前0時30分ごろ。岡山市東島田町付近の市道で、走行中の乗用車が路外に逸脱。そのまま道路沿いにある駐車場のフェンスに衝突した。

衝撃音に気づいた近隣の住人が外に飛び出てきたが、クルマを運転していた30歳の男はその様子を見て逆ギレ。近くにいた28歳の女性に対して「見世物じゃないぞ」などと言いながら数回に渡って蹴った。

男は駆けつけた同署員に取り押さえられたが、アルコール検知で呼気1リットルあたり0.5ミリグラムのアルコール分を検出。道交法違反の現行犯で逮捕されている。蹴られた女性は軽傷を負っており、警察では暴行容疑でも男を追及している。

調べに対して男は「警察に通報されたと思って腹が立った」と供述。男がその場から逃れようとしていたとの情報もあり、警察では男が当て逃げを試みたものの、近隣住人にそれを阻止された(警察に通報された)と思い、暴行に至った可能性もあると見ている。

《石田真一》

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