ミニバンではなくピープルムーバー

自動車 ニューモデル 新型車
ミニバンではなくピープルムーバー
ミニバンではなくピープルムーバー 全 1 枚 拡大写真

フォードでは不人気のミニバン、フォード『フリースター』の生産を来年で打ち切り、ボルボ『S80/XC90』のプラットフォームを流用した新しい「ピープルムーバー」というコンセプトの『フェアレーン』を08年から発売予定だ。

フェアレーンは今年のデトロイトオートショー(デトロイトモーターショー)でコンセプトカーとして発表されたが、従来のミニバンにはないアグレッシブな印象で前評判は上々だという。

フォードではこの「ピープルムーバー」のリンカーンバージョンも予定しており、公式には発表されていないが来年のデトロイトでコンセプトとして発表される可能性がきわめて高い。

現在「ウェイフォワード」と名付けた大規模リストラが行われているフォードには、マーキュリーブランド廃止、という大胆な案も浮上している、という。一方で高級カーブランドであるリンカーンもシェアを落としてはいるが、フォードではこちらのブランドは守りたい意向で、今回のピープルムーバーのような新しい発想でラインナップの充実が図られる。

ピープルムーバーはミニバンのような多人数乗車、多目的を可能とするクロスオーバー、という位置づけだが、果たして「ミニバン」という言葉のような普遍性を持つことができるのか、他のメーカーの出方にも注目だ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタがスーパーカー『GR GT』発表、4リットルV8ツインターボで650馬力以上…オールアルミ骨格採用
  2. 初代『NSX』が現代に甦る、ピニンファリーナデザインのスーパーカー「Tensei」発表…伊JAS
  3. 日産、新型コンパクトSUV『カイト』発表…新デザイン言語を反映
  4. 『エルグランド』新型に搭載、日産の次世代e-POWER用エンジン…STARC燃焼技術が日本燃焼学会「技術賞」に
  5. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る