ブリヂストンは、ドバイとシンガポールにそれぞれ中近東・アフリカ・タイヤ事業SBU本社とアジア・大洋州・タイヤ事業SBU本社を設立し、10月1日から稼動開始すると発表した。
同社は10月16日付けの機構改革で、戦略事業ユニット制に移行、各SBUを設けて顧客や市場に近い場所で市場の動向を踏まえて、意思決定と行動の迅速化を図り、地域戦略の最適化を目指すことを目的に設立する。
中近東アフリカSBU本社は、現在のドバイにある販売子会社の機能を拡充し、中近東・アフリカエリアを管轄する。シンガポールに設立したアジア大洋州タイヤ事業SBU本社は、中国を除くアジア大洋州地域を管轄する。
10月1日以降、日本が保有していたそれぞれのエリアでの販売・マーケティング・事業管理業務については、各SBU本社に移管していく。