3年かけて修理したクルマを、10分のスキに盗まれる

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3年かけて修理したクルマを、10分のスキに盗まれる
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イギリスで自動車修理業を営むロイ・ナンさんは、仕事を終えて夕食をとった後、毎日4時間、自分の趣味に没頭していた。それは、フォード『エスコート・メキシコ』をレストアし、1977年のRACラリー優勝車レプリカとして再生すること。 

このエスコート・メキシコは、現在75台程度しか残されていないといわれる貴重なクルマ。ナンさんは、エスコート・メキシコを探し出すのに1年もかかったが、それは、ボディしか残っていないスクラップ同然のものだった。1000ポンド(22万円)で、このスクラップを引き取ったナンさんは、毎日毎日、丹念に修理を行った。

そして約3年間、4000時間をかけて、路上を走行できる状態にまでエスコート・メキシコを再生することができた。しかし、ナンさんが喜びのあまり、友達に見せびらかしに行ったことが裏目に出た。エスコート・メキシコを友人宅の駐車場に停車し、その友人を呼びに行ったわずか10分の間に、盗まれてしまったのだ。

「心臓発作を起こしたようだった」と、盗まれた時のショックを語るナンさんは、エスコート・メキシコを見つけたら、連絡をくれるように新聞紙上で呼びかけている。

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