接触事故を起こし、通過中の列車とも衝突

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18日夕方、千葉県山武市内の市道で、対向車とすれ違う際に接触事故を起こした乗用車が路外に逸脱。そのままJR総武本線の線路内に乗り上げ侵入する事故が起きた。クルマは通過中の列車とも衝突。総武本線は約1時間に渡って運転がストップ。約1500人の足に影響が出た。

千葉県警・山武署によると、事故が起きたのは18日の午後6時ごろ。山武市和田付近の市道で、19歳の少年が運転する乗用車と、51歳の女性が運転する乗用車がすれ違う際に接触した。少年の乗用車は弾みで路外に逸脱。そのまま並行するJR総武本線の線路に乗り上げた。直後に現場付近を下り普通列車(千葉発、成東行き。8両編成)が通過。電車の運転士は非常ブレーキを使用したが、先頭車両がクルマと衝突した。

この事故で接触事故を起こした対向車を運転していた女性が足などを打撲する軽傷を負ったが、普通列車の乗客乗員約60人と、逸脱車を運転していた少年にケガは無かった。事故を起こした列車は約1時間後に運転を再開したが、事故の影響でJR総武本線は上下2本の列車が運休。同4本に最大1時間の遅れが出るなど、約1500人の足に影響が出ている。

現場は幅員が約4.5mの直線区間。逸脱車を運転していた少年は酒気帯び運転だったため、警察では業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。過失往来危険容疑でも調べを進める方針だ。

《石田真一》

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