三菱自動車が発表した8月の生産・販売・輸出実績によると、総生産台数は前年同月比9.4%減の9万3971台で、大幅に落ち込んだ。
国内生産は同4.1%増の4万7738台と、2カ月ぶりにプラスに転じた。国内販売が好調で順調に推移したのが主因だ。
国内販売は同11.1%増の1万3925台で、2ケタのプラスだった。16カ月連続のプラスで、『i』(アイ)や『アウトランダー』が依然として順調に推移している。
輸出は同15.9%減の2万8426台で、2カ月ぶりのマイナス。アジア向けが2割以上落ち込んだほか、欧州向け、北米向けも不振だった。
海外生産は同20.2%減の4万6233台と9カ月連続のマイナス。北米が同11.7%増とプラスに転じたほか、欧州向けも同38.8%増と伸びたものの、主力のアジア向けが同36.3%減と落ち込んだ。