アウディのアイコンとなった初代『TT』。新型として、TTとして大切にしたポイントは何なのか?
新型『TT』のデザイナーウルリッヒ・ワイズ(Ulrich Weiss)さんは、「一目見てTTとわかるようなデザインを継承することが大切。しかし今日的な解釈で再構築することで、進化させたアイコンを表現した」と答えた。
TTをデザインをする上で、プロポーションにこだわったという。そこで、デザイン室にマリリン モンローの等身大の写真を持ってきたそうだ。「彼女は身長が150cmくらいしかなく小さいが、バランスのとれたプロポーションでとても魅力的に感じる。彼女から、どうしたら魅力的に、美しく見えるプロポーションがとれるのか考えた」という。
初代の建築的なイメージから、滑らかな動きのある計算されたフォルムに生まれかわったTT。見事に進化したといえる。