ボルボ、日産ディーゼルへの出資比率47%の可能性

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日産ディーゼル工業は25日、同社の筆頭株主のボルボ(商用車)がみずほコーポレート銀行、日産自動車、りそな銀行、みずほ信託銀行と日産ディーゼルの優先株式を買収することで合意したと発表した(既報)。買収する優先株式は第I種、第II種、第IV種で、発行残高全額で345億円。

ボルボは今年3月、日産自動車が保有する日産ディーゼルの19%のうち、13%に当たる普通株式4000万株を買収し、筆頭株主となった。今回、日産自動車は保有する残りの日産ディーゼル株式もボルボに譲渡することで合意しており、優先株式を普通株式に転換した場合、ボルボは日産ディーゼルの株式1億8327万2000株を追加取得することが可能となる。

このため、第IV種の普通株式への転換が可能となる2014年にはボルボは日産ディーゼル株2億2327万2000株、47.4%を出資することになり、日産ディーゼルはボルボの子会社の一歩手前になる。ボルボ、日産ディーゼルは、商品や開発、調達など5つの分野でアライアンスのシナジーを出すための検討に入っている。

《レスポンス編集部》

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