GM、フリントサウスエンジン工場増設 V6エンジン生産開始

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GM、フリントサウスエンジン工場増設 V6エンジン生産開始
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ゼネラルモーターズ(GM)は、ミシガン州フリント・サウスエンジン製造工場を増設し、3.6リッターV6可変bバルブタイミング(VVT)エンジンの生産を開始したと発表した。このエンジンを生産するための設備投資額は約3億ドル(約350億円)。

フリント・サウスエンジン工場で生産開始した3.6リットルV6可変VVTエンジンは2007年モデルのキャデラック『CTS』、『SRX』、『STS』に搭載される。オールアルミ製、可変バルブタイミング機構付きのDOHCエンジンで、4カムフェージングの採用で、高速データ処理を行い、トルクベースのエンジン制御により出力や燃費、排ガス性能を最大限に高め、優れた滑らかさを生み出すと、している。

GMパワートレイン製造担当のジョン・バターモア副社長は「今回の投資は、すばらしい乗用車やトラックを作り続けるというGMの再建計画における主要課題を明確にする。このエンジンはGMの車に優れた性能と高い価値を与える」と語った。

フリント・サウスエンジン工場では、既存の76万平方フィート(約7万平方メートル)の設備に加え、V6エンジンを生産するため、50万平方フィート(約4万6000平方メートル)の設備を追加した。フリント・サウスエンジン工場のスティーブ・フィンチ工場長は「工場の従業員はGMが世界でも最高のパワートレインを製造できるよう努力を惜しまない」とコメントしている。

《レスポンス編集部》

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