24日未明、群馬県富士見村内の国道353号で、対向車線側に逸脱した2人乗りバイクと乗用車が正面衝突する事故が起きた。バイクに乗っていた2人はいずれも路上に投げ出され、1人が死亡。もう1人も意識不明の重体となっている。
群馬県警・前橋署によると、事故が起きたのは24日の午前0時10分ごろ。富士見村皆沢付近の国道353号で、カーブを曲がりきれずに対向車線側に逸脱してきた2人乗りの中型バイクと、順走していた乗用車が正面衝突した。
バイクの2人はいずれも路上に投げ出され、数メートル滑走。このうち19歳の男性が胸部強打で間もなく死亡。18歳の男性は頭部を強打し、意識不明の重体となっている。どちらが運転していたのかは不明のままだ。
現場は緩やかなカーブが続く地点。バイクは下り坂を伴う左カーブで曲がりきれずに対向側へ逸脱しており、警察ではスピードの出しすぎか、2人乗りが原因でバランスを崩したものとみている。