【レクサス LS 新型発表】8AT…ゆるゆると余裕たっぷり

自動車 ニューモデル 新型車
【レクサス LS 新型発表】8AT…ゆるゆると余裕たっぷり
【レクサス LS 新型発表】8AT…ゆるゆると余裕たっぷり 全 3 枚 拡大写真

レクサス『LS460』のトランスミッションはワイドレンジであるだけでなく、最終減速比も2.937ときわめてハイギヤード。大排気量直噴ガソリンエンジンの豊かなトルクを生かしたセッティングである。

【画像全3枚】

果たして、制限速度100km/hが建前の日本で、このようなワイドレンジが生きるシーンはあるのだろうか。

「8速ATは、日本でも充分にメリットを感じられる設定です。最高段の8速には約70km/hで入り、スロットル開度が小さい場合は、60km/hくらいまで8速を保持します。エンジン回転数は低く抑えられ、燃費性能や静粛性の向上に寄与します」(8速ATを開発した本多敦・第1AT技術室グループ長)

ちなみに100km/h巡航時のエンジン回転数はわずかに1600rpm。地方道を巡航しているときなどは、常にアイドリング+α程度の回転数で、ゆるゆると余裕たっぷりに走ることになるだろう。

レクサスLSの最大のマーケットはアメリカで、さまざまな部分がアメリカのユーザーの好みを強く意識した作りとなっているが、機能的にはアメリカにピンポイントで合わせたものではなく、日本を含めたワールドワイドを目指しているのだ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  5. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る