「ウェルキャブ」と「フレンドシップ」シリーズとして福祉車両を手がけるトヨタとダイハツは、ニューモデルのウェルキャブ化ときめ細やかな機能向上を果たして、福祉車両のラインナップを拡充。福祉機器展06に展示。
トヨタは助手席ドアとスライドドアの間に仕切りのないBピラーレスボディを持つ『アイシス』に、専用システムとなるパノラマタイプのサイドリフトアップシートを開発。パノラマと名乗るだけあって、ドア2枚分の広大な間口を最大限活用するリフトアップシートは、オットマンを使用した楽な体勢のまま乗降することが可能になっている。
また、ダイハツは好評を博しているフレンドシップシリーズの「スローパー」に地道な改良を実施。これまでは二つ折りしていたアルミスロープをスライド収納式とすることで、介護者の負担を少しでも軽減すべく進化を果たしている。