富士重、ジヤトコがCVTの合弁事業を解消へ

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富士重工業(スバル)とジヤトコは、軽自動車とサブコンパクトカー用のCVT(無段変速機)を生産する合弁事業を解消することで合意したと発表した。

富士重とジヤトコは、スモールカー用のCVTを生産するため、2003年に合弁会社富士ATを設立して、CVTの共同開発を手掛けてきた。富士ATは軽自動車用のCVTとして、スバルの『ステラ』やスズキの『ワゴンR』に搭載されるなど、採用車種の拡大が進んだ。

両社は商品開発から市場投入の第一段階の目的は達成されたとして、今後は競争力向上のため、合弁形態を解消し、管理部門をスリム化して両社一体で従来以上のコスト削減を図るとしている。

合弁事業の解消で、富士重はCVTユニットを内製に切り替える。富士重以外のCVTユニットの供給は、富士ATを介さない形に変更、富士重が生産、ジヤトコが販売という役割分担を継続する。

《レスポンス編集部》

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