富士重、ジヤトコがCVTの合弁事業を解消へ

自動車 ビジネス 企業動向

富士重工業(スバル)とジヤトコは、軽自動車とサブコンパクトカー用のCVT(無段変速機)を生産する合弁事業を解消することで合意したと発表した。

富士重とジヤトコは、スモールカー用のCVTを生産するため、2003年に合弁会社富士ATを設立して、CVTの共同開発を手掛けてきた。富士ATは軽自動車用のCVTとして、スバルの『ステラ』やスズキの『ワゴンR』に搭載されるなど、採用車種の拡大が進んだ。

両社は商品開発から市場投入の第一段階の目的は達成されたとして、今後は競争力向上のため、合弁形態を解消し、管理部門をスリム化して両社一体で従来以上のコスト削減を図るとしている。

合弁事業の解消で、富士重はCVTユニットを内製に切り替える。富士重以外のCVTユニットの供給は、富士ATを介さない形に変更、富士重が生産、ジヤトコが販売という役割分担を継続する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ブリッド、高級スウェード調生地採用の新型リクライニングシート「ガイアススリー・レイムス」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る