パイオニア、プローブ情報のデータを提供

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パイオニアは、今年の6月に開始した「スマートループ構想」を具現化した「蓄積型プローブ」への参加者に対し、11月中旬から駐車場入口情報を含む施設データのウェブ配信を開始すると発表した。

今回は「蓄積型プローブ」で集められたデータのうち、登録地点データ 、検索履歴データ、オートパーキングメモリーデータを対象にデータの編集を行い、「登録地点データ」の形式に加工が完了したものから配信を開始する。配信データは「蓄積型プローブ」の参加者専用のウェブページに掲載する。

参加者は、ウェブページの中から施設データをパソコンにダウンロードし、「ナビスタジオ Ver.2」を利用して、サイバーナビに取り込んで活用することが可能となる。施設データには駐車場の入口位置も収録されており、目的地として設定することで駐車場入口まで誘導する。

同社は今後も蓄積されたデータの整備を定期的に行い、配信データを充実させていくとともに、来年度以降のデータ更新に向けて、VICSでは提供されていない道路の渋滞予測データや、駐車場入口データの整備も併せて行うなど、「スマートループ構想」を具現化していくと、している。

《レスポンス編集部》

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