トイレに篭城して飲酒検知拒否

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1日未明、栃木県小山市内で飲酒運転の摘発から逃れようとした男がコンビニエニンスストア内のトイレに一時篭城する事件が起きた。警察官は合鍵で解錠して突入。25歳の男を飲酒検知拒否の容疑で逮捕している。

栃木県警・小山署によると、事件が起きたのは1日の午前3時30分ごろ。小山市城東付近の県道をパトロールしていた同署のパトカーが、対向車線側にはみ出すようにして大きく左折した軽乗用車を発見した。クルマはその後もふらふらとした挙動で走り続けたため、署員は飲酒運転の可能性が高いと判断。ただちに停止するように命じたが、クルマはこれを無視して逃走を続けた。

その後、クルマは同市内のコンビニエニスストトトア駐車場に入った。パトカーも後を追うようにして到着したが、軽乗用車を運転していた男はそのまま店内のトイレに直行。ドアを施錠して一時立て篭もった。「ドアを開けて出てきなさい」という警官の説得には応じようとしなかったため、店員から合鍵を借り受けて強制的に解錠。内部にいた25歳の男の身柄を確保した。

男が酒臭いことからアルコール検知を実施しようとしたが、男はこれを断固拒否。道路交通法違反(飲酒検知拒否)の現行犯で逮捕し、強制検査を実施したところ、呼気1リットルあたり0.6ミリグラムのアルコール分を検出。道交法違反(酒気帯び運転)の容疑でも取り調べを進めている。なお、男は検知拒否が逮捕容疑になるとは知らず、逃れれば何とかなると思っていたようだ。

《石田真一》

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