高校教諭が飲酒原因の事故 内臓疾患のため休職中

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1日午前、大分県大分市内の市道で、走行中の乗用車が対向車線側に逸脱。順走してきた別の乗用車と接触する事故が起きた。警察では逸脱側のクルマを運転していた休職中の高校教諭の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

大分県警・大分中央署によると、事故が起きたのは1日の午前10時25分ごろ。大分市荏隈付近の市道で、対向車線側に逸脱した乗用車と、対向車線を順走してきた別の乗用車が接触した。逸脱側のクルマを運転していた男は明らかに酒に酔った状態だったことから、目撃者が警察に通報した。

クルマを運転していたのは内臓疾患のために休職状態にある43歳の県立高校教諭の男で、呼気1リットルあたり0.4ミリグラムのアルコール分を検出したため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

調べに対して男は「午前2時ごろまでビールの500ml缶を5本ぐらい飲んだ」と供述。本人は「酒が抜けたと思ったからクルマを運転した」と話すものの、高濃度のアルコール分を検出していることから、酒を飲んだ時間の認識に差異がある可能性も高いとみられている。大分県教育委員会は男を懲戒免職する方針だという。

《石田真一》

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