職務質問の警官をひき逃げ 無免許の発覚恐れ

自動車 社会 社会

2日午前、長崎県島原市内の国道251号で、信号待ちの際に後続車の運転者へ職務質問しようとした警察官が、急発進したこのクルマにひき逃げされる事件が起きた。運転していた男は約30分後に逮捕されている。

長崎県警・島原署によると、事件が起きたのは2日の午前10時30分ごろ。島原市高島付近の国道251号をパトロールしていた同署・交通課の捜査車両(覆面パトカー)が、後ろを走る軽ワゴン車が不審な行動を取ったことから、信号待ちで停車した際に46歳の警部補が職務質問を行おうと接近したところ、クルマは急発進。警部補ははねられて頭部挫傷の軽傷を負った。

クルマはそのまま逃走したため、警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。約30分後に現場から2kmほど離れたパチンコ店の駐車場で容疑車両を発見。運転席にいた35歳の男がひき逃げ容疑を認めたため、道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

調べに対して男は「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」と供述している。警察では警官を負傷させた悪質事案として捜査を続けている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る