【ITS世界会議06】iBusプロジェクト---バスを優先させる信号

自動車 テクノロジー ITS
【ITS世界会議06】iBusプロジェクト---バスを優先させる信号
【ITS世界会議06】iBusプロジェクト---バスを優先させる信号 全 2 枚 拡大写真

1980年代より、イギリスのバス路線では、SVD(Selective Vehicle Detection)という、特定の自動車を検出するシステムが採用されている。

【画像全2枚】

これは、バスが信号のある交差点に近づいた際に、青信号を点灯する時間を長くしたり、あるいは反対に、短くすることで、バスの運行をスムーズにさせるためのシステム。

しかし、現行のSVDは、バスに取り付けられたSVDユニットと、道路脇のSVDビーコン間の無線通信により、バスの位置を確認して青信号の点灯時間を調節するという簡単な仕組みで、バスが交差点を通り過ぎる速度などが勘案されないために、有効に機能しているとは言い難いのが現状だ。

そこで、2005年より、ロンドン交通局は、ジーメンスVDO社の協力を得てiBusプロジェクトというものをスタートさせた。従来のSVDシステムに加えて、GPSによる位置の捕捉、GPRSによるデータ通信によって、青信号の点灯時間の調節を、きめ細かく行うことで、バスの運行を、よりスムーズにさせることをめざしている。

(ロンドンで開催のITS世界会議に展示)

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「トランプさん、これ買います」最新の4ドアマッスルカー『チャージャー』発表に「めっちゃかっこいい」と高評価の声
  2. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  3. 365万円で買えるMINI登場!「土偶みたいな顔しとる」「現実的な価格」などSNSでは反響さまざま
  4. ヤマハのEVスクーター『JOG E』が約16万円で登場!「手に入りやすい」「50ccより安い!」など注目集まる
  5. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る