トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は、世界16カ国で生産する『カローラ』をこれから1年数カ月の短期間で新型へ切り替えていく方針を明らかにした。
同社では「インターネットの普及で、日本で新型車を発表すると、他の市場で売れなくなるため、少しでも早く新型に切り替えていく体制を整えている」と説明する。
カローラはトルコ、欧州、米国など、世界16カ国で生産しているグローバルモデルだ。新型へのモデルチェンジは日本を皮切りに、今後各市場で実施していく方針だ。従来、日本で発表してから2年以上かかっていた新型への切り替え期間をほぼ半減し、「1年数カ月で全市場で新型に切り替える」(渡辺社長)計画。