ホンダ新型『CR-V』(12日発表、13日発売)は内外装の質感向上はもちろん、走行性能も大幅に磨き上げているという。
新型CR-Vの開発責任者の堀越満さん(本田技術研究所)は「新型の走行性能の開発は、他メーカーのSUVをベンチマークにするのではなく、当社のセダンカテゴリーの標準である『アコード』を目標において開発を進めました」
「その結果、ホンダが得意とする低重心化や、ボディ剛性の強化、徹底したサスペンションのチューニングを行ない、まるでセダンのような操縦性に仕上げることができました。タイヤサイズに関しても18インチがメインですが、乗り心地と操縦安定性を両立しています」という。
サスペンションの形式などは先代と共通だが、約35mm下げられた重心と、アコード並みに強化したボディ剛性によって、新型CR-VはSUV感覚を根本から覆す、セダン並みのハンドリングを手に入れているようだ。