三菱電気自動車 1モーター方式採用の理由

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三菱電気自動車 1モーター方式採用の理由
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三菱自動車が研究車両として公開した軽規格の電気自動車「i MiEV」は、実験色が強かった従来の次世代型電気自動車「MIEV」シリーズに比べ、市販化を強く意識した仕様となっている。過去のMIEVともっとも異なるのは、1モーター方式であるということ。

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三菱は次世代電気自動車の研究開発にあたり、車輪にモーターを組み込む「インホイールモーター」式を技術のメインストリームとしてきた。「ランサーエボリューションMIEV」、「コルトEV」などは、いずれもインホイールモーター式だった。

i MiEVは一般的な電気自動車と同様、1基のモーターを主機として搭載し、駆動力をデファレンシャルギアを介して分配する。

インホイールモーター式を採用しなかった最大の理由はコスト。ダイレクトドライブであるインホイールモーター式に比べると効率で若干落ちるが、モーターやインバーターの数が1つですみ、ボディ側の改造も最小限ですむなど、コスト面では絶対的に有利。

またインホイールモーター式が駆動力制御を各輪独立で綿密に行うのに比べ、1モーター式は駆動力配分を機械的に行うため、制御ソフトも格段にシンプルになり、開発コストを圧縮できる。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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