【トヨタ カローラ 新型発表】モード燃費と同じくらいの実用燃費

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ カローラ 新型発表】モード燃費と同じくらいの実用燃費
【トヨタ カローラ 新型発表】モード燃費と同じくらいの実用燃費 全 2 枚 拡大写真

「空いた地方道であればモード燃費と同じくらいの数値で走れると思います。燃費性能には自信がありますよ」

新型トヨタ『カローラ』(10日発表)の開発責任者、藤田博也チーフエンジニアは、歴代のカローラの美点であった経済性の高さが、新型においてもレベルアップしたうえで継承されたと自信のほどを示した。

「10・15モード燃費は、1.8リットルについては新エンジンとCVT化の相乗効果で大幅に上がっています。1.5リットルは、エンジンは旧型と基本的に同じですが、CVT化によってやはり向上しています。実用燃費も良くなりました」(藤田氏)

新型カローラは、基本コンポーネンツの多くを旧型から継承するなど、旧型が大刷新を受けて登場したのに比べるとモデルチェンジの規模は小さめ。そのなかで、パワートレインの改良はハイライトのひとつだ。

1.8リットルに燃費、環境性能に優れた新開発エンジン「2ZR-FE」を投入、さらにATをすべてCVTに換装するなど、意欲的なアップデートを受けている。旧型に比べて車重が増加しているにもかかわらず、旧型をしのぐ好燃費の達成は、これらパワートレインの変更のたまものである。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  4. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  5. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る