【トヨタ カローラ 新型発表】ワンタッチ格納リヤシートは便利!

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ カローラ 新型発表】ワンタッチ格納リヤシートは便利!
【トヨタ カローラ 新型発表】ワンタッチ格納リヤシートは便利! 全 6 枚 拡大写真
トヨタ『カローラフィールダー』のラゲッジには世界初の装備が隠されている。それがワンタッチ格納リヤシートだ。ラゲッジ側面にあるレバーを引けば、リヤシートの座面が自動的に跳ね上がり、同時にリヤシートバックが倒されるというもの。

今までもシートバックが倒れるだけのものなら、日産『ステージア』などが古くから採用しているが、先に座面が跳ね上がるのは世界初だという。

カローラのチーフエンジニアを務めた藤田博也さんは「他車のようにシングルフォールディングにすればワンタッチ化は簡単だったのですが、シングルフォールディングにするとシートクッションが薄くなってしまいます。そこで私達は座り心地を悪化せずに、ワンタッチ化するにはどうしたらよいかを考え、この方法を選びました」

「このシステムはバネとダンパーの力を組み合わせて利用しているのですが、その動く速度や、元に戻すときの力加減のチューニングには苦労しました。その結果、驚くほど上質な動きにセッティングすることができました」という。

ワンタッチ格納リヤシートを操作してみると、確かに上質な動きを見せてくれた。最初は音もなく座面が跳ね上がり、次にゆっくりとシートバックが前に倒れて、フラットなラゲッジを作り上げてくれる。戻すときにもスプリングやダンパーの抵抗によって、操作が重くなることもなく、楽に戻すことができる。

機構的には単純なものかもしれないが、このゆっくりとした動きは、まさにトヨタクオリティを感じさせてくれる。展示車などを見かけたら、是非体験して欲しい。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る