三菱電気自動車 出力:自主規制値、トルク:2倍

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三菱電気自動車 出力:自主規制値、トルク:2倍
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三菱自動車の研究車両「i MiEV」の主電動機は、ハイブリッドカーなどでもおなじみの永久磁石同期型モーター。公称スペックは最高出力が軽自動車の自主規制値ギリギリの47kW(64ps)、最大トルクは180Nm(18.4kgm)、許容回転数は8500rpmだ。

ベースとなった659cc3気筒ターボの『i』(アイ。64ps/9.6kgm)と比べると、最高出力は同水準ながら、最大トルクはMiEVのほうが2倍近く強力。i MiEVが減速ギアを介した直結型であるのに対してガソリンエンジンモデルは変速機を使うため、数字ほどには動力性能に差が出ないが、それでも0-80km/h加速タイムはターボモデルより1.5秒短縮されているという。

また、モーターは0rpmから2500rpm近辺まで最大トルクを発生し、その後は回転が上昇するにしたがって穏やかにトルクが減少していくするというトルクカーブを描くため、とくに低回転を常用する市街地走行に適している。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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