【ホンダ CR-V 新型発表】次世代ディーゼル、モデルライフ後半に登場か?
自動車 ニューモデル
新型車

石油製品が高騰している今日、SUVユーザーにとって、EU仕様にあるディーゼルエンジンを日本モデルにも搭載するか否かは、大いに興味がわくところだろう。福井威夫社長は、「もちろんディーゼルモデルの投入は考えている。ただし、日本市場には最初から最高のディーゼルを持ってくる」と、ディーゼルの搭載に前向きだ。
ホンダは9月、世界で最も厳しい規制のひとつであるアメリカの排ガス規制「Tier2 BIN5」をクリアするディーゼルを開発した。福井氏の言う「最高のディーゼル」とは、現行の140psディーゼルではなく、このエンジンのことだ。ちなみにこのエンジン、クリーンであるばかりでなく、動力性能も優秀。最高出力は190ps以上に達するとの情報もある。
次世代ディーゼルが最初にどのモデルに投入されるかは不明だが、「CR-Vも欧州ではディーゼルが多い。もう半分以上じゃないかな。CR-Vの性格には合っていると思う」(福井氏)と、CR-Vへの搭載にも含みを持たせる。新エンジンの市場への予想投入時期は2009年と、新型CR-Vのモデルライフ後半には充分間に合うタイミングであるだけに、大いに期待が持てる。