トレーラー横転事故、過積載指示の運行管理者を送検

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静岡県警は15日、今年7月に静岡県静岡市清水区内で横転事故を起こした大型トレーラーを所有する運送会社(法人)と、同社の清水営業所でで運行管理者を務める62歳の男が過積載を容認したとして、道路交通法違反(過積載容認)で書類送検した。

問題の事故は7月31日午前に発生した。静岡市清水区西久保付近の国道1号バイパス交差点を右折しようとしていた60歳の男が運転する大型トレーラーがバランスを崩して横転。そのまま左側にある歩道に突っ込み、信号待ちをしていた20歳の女性が下敷きになって死亡した。

トレーラーは約20%の過積載状態となっており、運転手もこれを認識していた。しかしかながら「過積載状態で輸送する」というのは運転手の判断ではなく、むしろ会社側の意向が大きく作用したとして、会社の責任も追及するために捜査を続けていた。

その結果、事故を起こしたトレーラー(運転手)が勤務する運送会社の清水営業所で運行管理者を務める62歳の男が過積載輸送の指示をしたと判断。この男と、法人としての会社を道交法違反(過積載容認)容疑で書類送検することを決めた。

《石田真一》

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