英国版「交通違反の揉み消し方」

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英国版「交通違反の揉み消し方」
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イギリスの交通違反を専門に扱う弁護士ニック・フリーマン氏は、交通違反で起訴された有名人の弁護を引き受け、次々と無罪を勝ち取ってきたことで知られている。法の抜け穴をついて無罪を勝ち取る手法から、同氏につけられたあだ名は、「ミスター・ループホール」(Mr Loophole。ループホールは「抜け穴」の意) 

同氏は、交通違反で起訴された数多くの有名人の弁護を引き受け、無罪に持ち込む手腕が高く評価されている。たとえば、1999年には、イギリスの人気サッカー・クラブ、マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督が路肩を走行したことで起訴された。弁護を引き受けたフリーマン氏は、「同監督は、胃痙攣を起こし、トイレに行こうとしていた」という主張を展開し、無罪を勝ち取った。

無罪を勝ち取る率が90%を超える同氏には、サッカー選手のデイビッド・ベッカムをはじめとするセレブのほかに、運送会社などの企業も含まれている。

そして、最近になって、同氏は、ウェブサイト「Keep on Driving」(http://www.keepondriving.com/)を開設し、ここで交通違反に関するアドバイスを提供するようになった。これは「金持ちしか弁護しない」という批判をかわすためで、年会費99ポンド(2万2000円)を払えば、24時間いつでも交通違反に関する法的なアドバイスが受けられるという。

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