18日朝、熊本県熊本市内の九州自動車道下り線で、タイヤをバーストさせた普通トラックがスピンし、2車線を塞いで立ち往生する事故が起きた。後続車の衝突などは免れたが、撤去に手間取り、一部区間が約2時間30分に渡って不通となった。
熊本県警・高速隊によると、事故が起きたのは18日の午前7時20分ごろ。熊本市梶尾町付近の九州自動車道下り線で、走行中の普通トラックが突然スピンした。トラックはその後、蛇行した状態で約50m走行。第1車線と第2車線の中央部で立ち往生した。
現場は見通しの良い直線区間であったことや、交通量が比較的少ない時間帯だったこともあり、後続車は衝突や接触をすることなく停止。運転していた男性にもケガはなかった。
しかし、事故車の撤去作業には手間取り、現場を含む植木−熊本インターチェンジ間は約2時間30分に渡って不通となった。警察では右後輪のバーストによって制御困難になったことが事故の直接原因としている。