飲酒運転のクルマ、線路に侵入

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20日未明、香川県高松市内でパトカーの追跡を受けていた乗用車が逃走中に運転を誤り、高松琴平電気鉄道・志度線の線路内に侵入する事件が起きた。クルマは踏切施設の一部を破壊。31歳の男が無免許運転の現行犯で逮捕されている。

香川県警・さぬき署によると、事件が起きたのは20日の午前0時40分ごろ。これより以前の午前0時30分ごろ、高松市牟礼町付近の市道でパトロールを行っていた同署員が、居酒屋の駐車場から出てきた乗用車を運転する男がシートベルト未着用の状態だったことを発見。停止するように呼びかけたが、男はこれを無視して逃走した。

パトカーはそのまま追跡を開始。クルマは約1.5km逃走し、高松市牟礼町牟礼付近で急ハンドルを切って高松琴平電気鉄道志度線の踏切から線路内に侵入した。クルマは約10m走ったところでフェンスなどに衝突して立ち往生したが、障害物検知器などの一部が破壊された。

運転していた31歳の男は酒に酔った状態。違反累積によって今年6月に免許を取り消されていたことがわかり、警察では道路交通法違反(無免許運転)の現行犯で逮捕。飲酒運転や過失往来危険容疑についても調べを進めている。男は調べに対して「道路と間違えた」などと話しており、正常な運転ができなかった可能性が高いとみている。

《石田真一》

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