シューマッハ、250戦でF1生活に幕

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シューマッハ、250戦でF1生活に幕
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シーズン終盤における最速マシンを持ちながら、ラスト2戦でマシントラブルに見舞われて惜しくもタイトルを逃しての現役引退となったミハエル・シューマッハ(フェラーリ)。

ブラジルGP(22日決勝)では表彰台に一歩及ばなかったものの、最後まで戦いつづけるその姿勢は多くの人に感動を与えた。

「今日をもって僕のレースキャリアは終わりを迎える。僕にとって特別な瞬間をフェラーリ・ファミリーという最高の仲間と分かち合えたことを誇りに思う。言うべきことがたくさんありすぎて、言葉が見つからないよ。一番寂しいのはファンとの別れ。いつだってファンが僕を支えてくれたんだ。特に困難なとき、ファンから多くのパワーをもらったよ。そんなみんなに心から感謝したい」

「今日のマシンは最高だった。全員を周回遅れにできるだけのスピードがあった。残念ながら僕はうまく行かなかったけれど、パフォーマンス的には最高の形で締めくくることができたと思う。素晴らしいレースを戦ったフェリペを讃えたい。インテルラゴスを制したブラジル人ドライバーはアイルトン・セナ以来だからね。彼と一緒に表彰台に登れたらもっと最高だったんだけど。フェルナンドにもおめでとうと伝えたい」

「9周目にフィジケラを抜いたところでパンクしてしまった。無線が入るまで自分では気づかなかったよ。何も見えなかったから、僕には判断のしようがない。フィジケラのマシンにタイヤをカットされたと告げられたんだが、僕はそうは感じなかった。僕に分かったのはターン2に入ったところで、タイヤがダメになったということだけ。それ以外では僕のマシンは驚異的だったよ」と、レース後感想を語ったシューマッハ。

15年の現役生活で250戦に出場、91勝と前人未到の記録を残した。

《編集部》

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