【トヨタ オーリス 発表】激戦の欧州Cセグメントをにらんだボディ&サス
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新ボディはねじり剛性を高めるため、骨格の各結合部を強化。とくにハッチバックボディのウイークポイントとなるバックドア開口部周辺にはCピラー環状骨格構造を採用し、強度をアップさせている。
サスペンションも新設計。前:マクファーソンストラット、後:トーションビーム(FWD)、ダブルウィッシュボーン(4WD)という形式自体は旧型モデルのランクスと同じだが、フロントサスペンションは操縦安定性の向上を狙い、ジオメトリーの最適化、スタビライザー配置の変更を実施。またロアアーム、ステアリングギアボックスの配置を見直すことで、コーナリング時にサスペンションが沈み込んだときのタイヤの向きの変化を最適化しているという。
リアサスはFWDとAWDで形式が異なる。FWDはリアのトーションビームも新設計。強度アップが図られるいっぽう、旧型に比べ軽量・コンパクト化も進められ、乗り心地やハンドリングに影響を与えるバネ下重量を軽減。また後席の格納機能やラゲッジスペースの拡大にも寄与しているという。4WDのダブルウィッシュボーン式リアサスはトヨタが得意とする4リンク式。