ゴーン社長「サプライヤーのために車を作っていない」

自動車 ビジネス 企業動向
ゴーン社長「サプライヤーのために車を作っていない」
ゴーン社長「サプライヤーのために車を作っていない」 全 1 枚 拡大写真

日産自動車は26日、2007年3月期中間決算の会見を行い、その席上、カルロス・ゴーン社長は日産系の部品メーカーの収益が悪化している問題について、次のように語った。

「私たちは工場やサプライヤーのためにクルマをつくっているのではない。お客様のためにクルマをつくっている。お客様が求めていないのであれば、生産するべきではない」

ゴーン社長によれば、メーカーの事業のためにクルマづくりをすると、非常に危険なサイクルに入ってしまうというのだ。つまり、最終的に大規模なリストラをせざるを得なくなるわけだ。

「いまの業績のために、将来の業績を犠牲にするわけにはいかない」とゴーン社長は強調し、「2007年については自信がある」と付け加えた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 漆黒のディフェンダー登場、最強の『OCTA』がブラック仕上げで存在感強化
  4. ダイハツの新型『ムーヴ』が絶好調!「スライドドア化は正解」「やるじゃんダイハツ」と評価の声
  5. スズキ初のBEV『eビターラ』日本仕様の先行情報を公開、航続距離は最大500km以上に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る