駐車違反常習者が所有のクルマ、20日間の使用停止に

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名古屋市中区内の繁華街で日常的に違法駐車を繰り返していた24歳の男に対し、愛知県警は25日、道路交通法違反(放置駐車)容疑で、男の所有する車両を20日間使用禁止にする制限処分を実施した。引き続き放置違反金の納付を要求するという。

愛知県警・中川署によると、この男は今年6月中旬に名古屋市中区錦3丁目付近の市道などで、1週間のうちに少なくとも3回の違法駐車を繰り返した疑いがもたれている。

男は「運転していたのは自分ではない。クルマは他人に貸していて、誰が乗っていたのかわからない」などと主張して反則金納付を拒否。クルマの所有者に科せられる放置違反金についても同様に納付を拒否していた。

このため警察では男を悪質違反者とみなし、男が所有するクルマを20日間使用禁止とする制限処分を実施した。道交法では「6カ月以内に3回以上の違法駐車を行った場合、使用を制限できる」という規定があるが、男は8月にも1回の駐車違反で摘発されており、条件をクリアしていた。この処分が愛知県内で実施されるのは今回が初という。

《石田真一》

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