10月23日に発表されたトヨタの新型ハッチバック『オーリス』は、しいて当てはめるのであれば、『カローラ』シリーズの『ランクス』/『アレックス』の後継になるのだが、「カローラ・ハッチバック」は名乗らない。
商品開発本部第2トヨタセンター製品企画、小林直樹(こばやしなおき)さんは「ブランドとして確立されている『カローラ』の名前を付けてほしいという要望もあった。だが、コンセプトがカローラではない」と説明する。
また、「カローラを名前につけることで、“親父の乗っていたクルマ”というイメージを持つことは意図したところではない」ともいう。
「奇抜なスタイリングで一瞬かっこよく見えるよりも、ずっと飽きのこないものにしたかった」と、今回のクルマに対するイメージを語った。