ショベルカーが電線に接触、街路灯を引き倒して2人死傷

自動車 社会 社会

2日夜、神奈川県横浜市旭区内の市道で、走行中のトラックに積載されていたパワーショベルのアーム部分が電線と接触し、弾みで街路灯を引き倒す事故が起きた。倒れた街路灯は近くにいた親子を直撃。1人が死亡、1人が重傷を負った。

神奈川県警・旭署によると、事故が起きたのは2日の午後9時ごろ。横浜市旭区二俣川付近の市道を走行していたトラックに積載されていた小型パワーショベルと、地上約4m付近に設置されていた電線が接触。トラックはこれに気づかずに前進した結果、電線がつながっていた街路灯を引き倒した。

街路灯は付近を歩いていた親子連れの背後から倒れ掛かり、直撃を受けた42歳の男性と1歳の女児は近くの病院に収容されたが、女児は4日に脳挫傷などで死亡。男性も胸部骨折などの重傷を負った。警察ではトラックを運転していた43歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。女児死亡後は同致死傷に切り替えて調べを進めている。

ショベルカーのアーム部分は地上から約4.2mの位置にあり、逮捕された男も「いつもよりは高い気がしていたが、何回か通ったことのある道なので大丈夫だと思った」などと話しているという。なお、道路交通法では車高3.8mという上限値が定められており、電線はこれに応じて地上4m付近から上に設置されることが多い。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る