マンホールのふたが外れてレース中断
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フォーミュラマシンはじめ競技用車両は床下の空気流を調節して、車体が路面に吸い付くようになっているものがある。こうすることで、より多くの駆動力や制動力を路面に伝えたり車体の姿勢の安定を図る。
ところがレースのコースが公道に設定され、マシンがマンホールの上を通過すると、この力によってマンホールのふたが持ち上げ(吸い上げ)られてしまう。それほど競技用車両の空力特性は強力なのだ。
レース運営者もこれを予想しマンホールのふたを地面側のリムに溶接しておいたが、破損してしまった。その後、フタとリムにドリルで穴をあけてボルトで留める改修が施された(同じコースですでに実績のある方法)。
なお12日の決勝はイタリアチームが優勝した。
《高木啓》