【インプレ'06】津々見友彦 トヨタ『bB』 アンダーグランド感覚

試乗記 国産車
【インプレ'06】津々見友彦 トヨタ『bB』 アンダーグランド感覚
【インプレ'06】津々見友彦 トヨタ『bB』 アンダーグランド感覚 全 1 枚 拡大写真

今までにないユニークなエクステリアデザインが目を引く一台。さらに特徴的なのは“マッタリモード”だ。

フロントシートがリクライニングしながら座面が沈みこむ。ここに横たわるとメーターパネルが眼の上に来て、あたかも穴倉の底にいるような不思議な感覚になる。

夜間にオーディオをオンすると、フロントのスピーカー、カップホルダーなど7箇所のブルーのイルミネーションが怪しげに音楽とともに点滅し、まるでライブハウス感覚だ。

動力性能は1.3リッターは大人しめながら、0-400m加速は4速ATで18秒台の雰囲気で、実用上は不満のない走りっぷり。

1.5リッターモデルは、0-400m加速17秒台で軽快な走りを披露してくれる。低速からトルクがあり、実用性も高い。

乗り心地は快適そのもので、不満な点はまったくない。ただ、道路の目地を通過する際に、ブルっとボディの振動が残るのが少し気になるが、シャシーそのものの剛性は高く、ハンドリングは素直な印象だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★☆
パワーソース:★★★★☆
フットワーク:★★★★☆
オススメ度:★★★★★

津々見友彦|モータージャーナリスト
第1回日本GPに出場。日産、トヨタ、いすゞの元ワークスレーシングドライバーを経て、モータージャーナリストとして活躍。カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。その他にポルシェクラブドライビングスクールの校長も務める。

《津々見友彦》

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