飲酒運転を指摘されて20km逃走した男を逮捕

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11日未明、岡山県岡山市内の県道で、信号待ちをしていた軽乗用車に対し、後方から走ってきた乗用車が追突する事故が起きた。運転していた男は被害者から飲酒運転の可能性を指摘されたことから逃走したが、後に逮捕されている。

岡山県警・岡山東署、備前署によると、事件が起きたのは11日の午前2時10分ごろ。岡山市倉田付近の県道交差点で信号待ちをしていた軽乗用車に対し、後ろから走ってきた乗用車が追突した。

この事故で軽乗用車を運転していた30歳の女性が腹部を打撲する軽傷を負ったが、追突してきたクルマを運転していた男は被害者の女性から「お酒、飲んでいますね」と飲酒運転の可能性を指摘され、さらには「警察に連絡しましょう」と促されたが、そのまま現場から走り去った。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、約30分後に約20km離れた岡山市吉井付近で警戒中の備前署員が前部の壊れたクルマを発見。アルコール検知を実施した結果、呼気1リットルあたり0.45ミリグラムのアルコール分を検出。道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕し、岡山東署員に引き渡した。引き続き業務上過失傷害やひき逃げの容疑で調べを進める。

警察の調べに対し、男は「飲酒運転の発覚を恐れて逃げた」、「被害者から詰め寄られて怖くなった」などと話しているという。

《石田真一》

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