【トヨタ オーリス 発表】IPAなど先進技術搭載を見送ったワケ

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ オーリス 発表】IPAなど先進技術搭載を見送ったワケ
【トヨタ オーリス 発表】IPAなど先進技術搭載を見送ったワケ 全 2 枚 拡大写真

10月23日に発売されたトヨタ『オーリス』は、リアカメラによる音声ガイダンス機能付きカラーバックガイドモニターが一部グレードでオプション設定出来るが、IPA(インテリジェント・パーキング・アシスト)の設定はない。

先日発表された新型『カローラ・アクシオ』はリアカメラ付きバックガイドモニターを標準装備し、グレードによりIPAのオプション設定も可能である。

先進技術の設定をオーリスで見送った理由について、商品開発本部第2トヨタセンター製品企画チーフエンジニアの金森善彦氏は、ターゲットとする客層の違いと、それに応じたクルマの開発思想の違いを挙げた。

具体的には、カローラには高齢の運転者が多いことから、運転者の操縦サポートを万全に行い、IPAはじめ制御面でも安全性を確保するようにした。他方、オーリスは40代が客層の中心となることを想定し、あるていど運転者の技量で危険回避が出来ると判断。またIPAを不要とする人もいると予想されたため、カローラの一連装備は、オーリスでは設定が見送られた。

その代わり、オーリスは操縦性・走行安定性を向上させている。コーナリング時のグリップ力も高く、ローリングも小さい。運転者の意のままに走れるようにし、基本性能面でドライバーをしっかりサポートしているとのこと。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  3. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  4. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  5. 次世代バイオディーゼル、2050年カーボンニュートラルへ…期待される理由とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る