無免許の発覚恐れて検問突破の少年を逮捕

自動車 社会 社会

宮城県警は25日、原付バイクで交通検問を突破する際、これを阻止しようとした警察官をはねて重傷を負わせたまま逃走していた16歳の少年を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕した。

宮城県警・仙台東署によると、事故が起きたのは22日の午後11時25分ごろ。同署が仙台市宮城野区扇町1丁目付近の市道で交通検問を実施していたところ、1台の原付バイクが停止命令を無視し、加速してこれを突破しようとした。

41歳の巡査長がこれを制止したが、バイクは巡査長に衝突。巡査長は左足を骨折する重傷を負ったが、バイクは現場からそのまま逃走していた。

居合わせた他の警官がバイクのナンバーや運転者の特徴を記憶しており、捜索を続けた結果、仙台市太白区内に住む16歳の少年が容疑に関与したと判断。任意で事情聴取を行ってきたところ容疑を大筋で認めたため、逮捕に踏み切った。

少年は無免許で、乗っていたバイク自体も盗難車とみられている。警察の調べに対しては「検問で警官に当たったけど絶対に逃げ切れると思っていた」などと供述しているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る