追突事故を装い、外国製高級車が強奪される

自動車 社会 社会

11月30日深夜、大阪府大阪市住吉区内の市道で、追突事故を装って接近した男たちが外国製高級乗車を強奪して逃走する事件が起きた。運転者は車外でこれを阻止しようとしたが、クルマに引きずられるなどして軽傷を負った。

大阪府警・住吉署によると、事故が起きたのは11月30日の午後11時55分ごろ。大阪市住吉区清水丘1丁目付近の市道で、知人宅を訪問しようとしていた55歳の男性が外国製高級乗用車を停車させたところ、直後に後ろから走ってきた乗用車が追突した。

男性が被害状況を確認しようと車外に出たが、この隙に近くから走り寄った2人の男がクルマに乗り込んでドアを施錠。そのまま発進させた。男性はサイドミラーにしがみついて逃走を阻止しようとしたが、スピードを上げていくクルマに引きずられ、最終的には振り落とされた。男性は打撲などの軽傷。追突してきた乗用車もそのまま現場から走り去った。

警察では強盗致傷事件として捜査を開始した。大阪や兵庫では同様の事件が相次いでおり、男性のクルマは事件前から追跡されていた可能性が高いという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る