職務質問に驚いて急発進、飲酒運転のクルマが自爆事故

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2日未明、福岡県福岡市博多区内の市道で、交差点に停車したまま動かないクルマの運転者に警官が職務質問しようとしたところ、このクルマが急発進。道路右側のガードレールに衝突する事故が起きた。警察では運転していた男を飲酒運転の現行犯で逮捕した。

福岡県警・博多署によると、事故が起きたのは2日の午前4時ごろ。福岡市博多区諸岡3丁目付近の市道を通行していたドライバーから「信号待ちで停車した前のクルマがいつまで経っても動かない。運転手が気を失っているようだ」との通報が寄せられた。

同署員が現場に急行し、職務質問を行うために停車していたクルマの運転席ガラスをノックしたところ、運転者が飛び起き、アクセルを踏み込んだのか急発進。そのまま道路右側のガードレールに衝突した。

運転していた30歳の男からは呼気1リットルあたり0.35ミリグラムのアルコール分を検出したことから、警察では男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。調べに対して男は「信号待ちの際に寝てしまった」などと話しているようだ。正常な運転ができていなかった可能性も高く、飲酒量の特定を急いでいる。

《石田真一》

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