フォードのエンジンが「10ベスト エンジン」に選出
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フォードのパワートレイン商品開発事業担当のバーブ・サマルジッチ副社長は「今回の選出は、フォードのパワートレイン開発プロセスにおける素晴らしい成果であり、その証でもある。3.5リットルエンジンは、最も競争が厳しいクラスのひとつだが、その厳しい競争の中で当社のエンジンが高く評価され、WARD'S 10BEST ENGINESに選出されたことは非常に光栄に思う」と語った。
フォードの新型3.5リットルV6エンジンは、オクタン価87のレギュラーガソリン使用で265hpを発揮し、廉価なガソリンで滑らかかつパワフルなエンジンフィールを味わうことができる。同エンジンは、近日中に発売開始予定のクロスオーバー車、新型フォード『エッジ』とリンカーン『MKX』や、10月から発売されているリンカーン『MKZ』セダンに搭載されている。
必要に応じて直噴および直噴ターボ技術のいずれも採用できる設計となっているため、将来的に、よりハイパワー、ハイトルクのエンジンに進化させることも可能。
デュラテック35V6は、オハイオ州にあるリマ・エンジン工場で生産されている。
WARD'S 10BEST ENGINESには、フォードの4.6リットル3バルブV8エンジンも3年連続で選出された。4.6リットルV8エンジンの3バルブ技術は、パワーとともに燃費も向上させ、排出ガスの低減も実現している。同エンジンは、フォード『マスタングGT』、「マスタング・シェルビーGT」、『エクスプローラー』、「エクスプローラー・スポーツトラック」、マーキュリー『マウンテニア』と幅広い車種に搭載されており、ミシガン州にあるロメオ・エンジン工場で生産されている。
《レスポンス編集部》