飲酒運転の発覚恐れて逃走した消防署員を逮捕

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9日未明、福島県福島市内の市道で、飲酒運転の疑いがあるとしてパトカーの追跡を受けていた乗用車が電柱に衝突する事故が起きた。クルマを運転していた男は徒歩でさらに逃走したが、最終的には取り押さえられ、飲酒運転の現行犯で逮捕されている。

福島県警・福島署によると、事故が起きたのは9日の午前1時20分ごろ。これより以前の午前1時ごろ、福島市太田町付近をパトロールしていた道署員がセンターラインをまたぎ、道路中央部を走行している不審車両を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走を開始した。

クルマはその後も追跡するパトカーの停止命令を振り切るようにして約2.5km走り続け、福島市矢剣町付近の市道で路外に逸脱し、電柱に衝突して中破。そのまま立ち往生したが、運転していた男はクルマを乗り捨てて徒歩で逃走しようとしたが、走って追い掛けてきた署員に取り押さえられた。後に行われたアルコール検知では酒気帯び相当量のアルコール分を検出。道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕された。

逮捕されたのは福島市内の消防署に勤務する43歳の男と判明した。知人と酒を飲んで帰宅する途中で、調べに対しては「パトカーに見つかったので怖くなって逃げた」などと話している。

《石田真一》

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