豊田自動織機は、社会貢献活動の一環として、国産間伐材を利用した木製パレットの普及を支援する活動を開始すると発表した。安価な輸入品との差額を同社が寄付金の形で補てんし、国内の森林事業の再生と、違法伐採により輸入材の削減につなげる。
国際環境NGO、FoEジャパン(フレンズ・オブ・ジ・アース)と協力し、木製パレット「フレンドリーパレット」の普及を目指す。
国産のヒノキやスギの間伐材・未利用材を使ったパレットは、輸入木材を使ったパレットにくらべ、価格が3-4割高く、普及をはばんでいる。この価格差を同社が補てんすることで、物流事業者が国産材のパレットを利用しやすくする。
木製パレットは国内で年間5200万枚生産されているが、ほとんどが、輸入木材を材料としている。