現在、軽自動車の販売ランキングでは、トールワゴンタイプのクルマが上位に並ぶ。その一方で販売上位に食い込むことのない通常ボディの軽自動車は、ダイハツはすでに『エッセ』、『ソニカ』、『ミラ』があり3車種となる。
軽自動車は一般的に女性ユーザーがターゲットと想定されることが多いが、その女性ユーザーは、自分よりも背が高い車は運転しにくいと考える傾向がある。トールワゴンタイプになじめないユーザーには、全高1530mmの『ミラ』をラインナップすることは重要なるのだという。
また、『ミラ』は背があまり高くない一方で、室内高は大きく確保している。トールワゴンの代表的存在の『ワゴンR』よりも全高が100mm以上低いにもかかわらず、室内高は40mmダウンにとどまっている。2WD車ではセンタートンネルがないこともあり、さらに広く感じるという。ダイハツでは背の高いクルマがほしくないが、室内の広さを犠牲にしたくないユーザーにも訴求できるとしている。