ひき逃げ容疑者、逃走中に単独事故を起こして足がつく

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16日未明、神奈川県横浜市旭区内の市道で、道路を歩いていた50歳の女性がクルマにはねられて重傷を負う事故が起きた。クルマはそのまま逃走したが、約2km先で単独事故を起こして立ち往生していたところを発見。運転していた29歳の男が逮捕されている。

神奈川県警・旭署によると、事故が起きたのは16日の午前2時ごろ。横浜市旭区本宿町付近の市道を歩いていた50歳の女性が、後方から進行してきたクルマにはねられた。女性は転倒した際に頭部を強打する重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。周辺の捜索を行っていたところ、現場から約2km離れた県道で電柱に衝突する単独事故を起こしていたクルマを発見。運転していた男は「ハンドル操作を誤った」などと話していたが、この事故のものとは説明できない痕跡があることを指摘されるとひき逃げの事実も大筋で認めたことから業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び、ひき逃げ)の容疑で逮捕された。

男は酒に酔った状態。警察の調べに対しては「飲酒運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているという。

《石田真一》

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