日産自動車は、軽商用車『クリッパー』を一部改良するとともに「DX農繁仕様」を追加し、21日から発売開始した。
DX農繁仕様は、トラックの「DX」4WD・5MTエアコン付きをベースに、強化リヤサスペンションおよびリブラグタイヤを採用し、力強い足回りとした。
ぬかるみやあぜ道でもしっかりと地面をとらえ、農繁期の多量な農作物の運搬にも適している。
また、今回の一部改良では、助手席側にサイドアンダーミラーを全車標準装備するとともに、速度計表示の精度向上を図り、保安基準に適合させた。同時に、グレード体系の見直しを行った。さらに、仕事だけでなくプライベートでの使用も考慮し、内外装の仕様を向上させたパックオプション「エクストラパック」を追加設定した。
オーテックジャパンは、今回一部改良するクリッパーをベース車とし、一部仕様を向上させたライフケアビークル「チェアキャブ スロープタイプ」を継続設定する。
DX農繁仕様は90万6150円。