遅刻しそうで故意に信号無視、危険運転容疑で送検

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広島県警は19日、今月14日に広島県広島市西区内で速度超過と信号無視を起因とする事故を起こして相手に重傷を負わせ、そのまま逃走していた24歳の男を危険運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で送検した。

広島県警・広島中央署によると、問題の事故は14日の午前6時10分ごろ発生した。広島市西区西観音町付近の市道で、青信号に従って道路を自転車で横断していた63歳の男性が、信号を無視して猛スピードで進行してきた軽乗用車にはねられた。男性は全身を強打する重傷を負ったが、クルマは止まらずそのまま逃走した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報などから広島市中区内に住む24歳の男が容疑に関係したと判断。業務上過失傷害と道交法違反容疑で逮捕していた。

だが、後の調べで男が事故当日に寝坊し、遅刻しそうになっていたことが判明。信号無視や速度超過は故意に行っていた可能性が高くなった。このことから警察では悪質事案として容疑を危険運転致傷に切り換えて送検することを決め、19日に広島地検に送検している。

《石田真一》

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